須原 ナミエ

須原 ナミエ イメージ

仕入企画部 │ 2024年入社

◎獨協大学 外国語学部
私は日系ペルー人です。日本で生まれ育ち、自宅ではペルー/外では日本という2つの文化に挟まれながら育ちました。文化との関わり方やアイデンティティについて興味を持ち、大学では交流文化学科でこれらについて学びました。
また、ペルー人の両親が教師となり運営している、ペルー国民舞踊のダンススクールに所属しています。今年で12年目の所属で、国内外でペルーの舞踊文化の魅力を広める活動を行っています!

1日のスケジュール:
プロモーションイベント前と通常時でかなり違ってきますが、主に午前中はメールのチェックを行い、その日に行うべき業務をTODOリストにまとめ、優先順位を考えながら順次取り掛かっています。
午後には、自分が担当しているブランドのデプレッション表(売上推移、在庫状況等の管理表)を更新する業務が多いです。

IMG_1861

ヴァンパッシオンを選んだ理由を教えてください。

就職活動中は、言語力や自分のバックグラウンドを活かせるような職場で働きたい!と思い、それを軸に総合商社やIT業界をターゲットに就職先を捜していました。
そんな中ヴァンパッシオン(VP)を選んだのは、VPの「ワインそのものを文化として捉え、正しくお客様に伝える/広める」という理念に、自分自身と重なる部分があり、とても共感したからです。ペルーの国民舞踊を通して、人々に文化の魅力や情熱を伝える活動を長い期間にわたって行ってきた自分が、今度はワインを通して、国境を越えて人々の愛と情熱の架け橋になれるのではないかと考え、VPにエントリーしました。

IMG_8570

現在の仕事の内容について教えてください。

現在は仕入企画部の中でも、フランス/イギリス/チリのブランドのマネジメントサポートを、仕入及びブランディング面で幅広く行っています。
デプレッション表をもとに現在の在庫状況を確認し、欠品の可能性はないかを確認したり、買付する場合には船で輸送中の在庫量も考慮しながら買付数量を考え、各種買付書の作成依頼を行ないます。また、新たに入船してくる商品の価格/商品としてのブランド運用が決定した際、価格等の数値に問題がないかをチェックし、部内のサポートチーム(PM課)への報告/登録委託を行ったりしています。
2ヶ月に1度行われるCVP(お客様を招待し行う試飲会&セミナー)では、その会で出展する商品カタログやセミナー用のスライドの作成を行います。VPがお客様に伝えたい商品の魅力を正しく伝えるためのコンテンツ作りは、その商品の価値造りにもなるため、お客様の立場になって、伝わりやすいものやわかりやすいものを作成することを心がけています。
また、生産者来日の際にはアテンドを行います。生産者から商品についてのお話を直接聞くことができるほか、より深い信頼関係を築くためのとても貴重な機会なので、常に情報を吸収するためのアンテナを張りながら、アテンドをしています。

IMG_1795

仕事をしていて遣り甲斐を感じるのはどんな時ですか。

誰かの役に立てたと感じる時です。自分が考えて行なったことに対して「ありがとう」や「助かった」などという言葉をいただいた時、業務への取り組み方が合っていたと認識でき、もっと頑張ろう!と思えるようになります。

IMG_1871

実際に働いてみて、ヴァンパッシオンの魅力とはどんなところだと思いますか。

VP全員が一丸となって誰かからの「ありがとう」のために動いているという点です。生産者であれ、お客様であれ、相手が今1番何を必要としているのか、自分がどう行動すれば相手が、そして自分たちも幸せになれるかを考えながら、日々働いているという印象がとても強いです。「相手のニーズを考えること=相手を知ること」でもあるので、お客様や生産者と近い距離で関係性を保ち、深いレベルでのビジネスパートナーとしての関係を構築することを目標に、日々の業務に取り組んでいる人が多いと感じます。

IMG_1995

自分が一番成長したと実感するのはどんな時ですか。

一歩先を考えながら行動ができたときです。入社して間もなかったときは、常に先輩方からの指示をもとに、その場その場で業務をこなすことに精一杯でした。CVPやその他のプロモーションイベント、入荷商品の各種業務などを複数回経験した今では、今なにをしておけば後の業務がスムーズにいくかが考えられるようになったと思います。
自分が行っている業務が、全体を見てどの立ち位置にあるのか、その業務が何に繋がるのかを意識しながら働くように心がけているので、次のステップを想像して行動できた時は、徐々に全体像を把握できるようになったな、成長したなと思えます。

Image_20250204_170243_041

ワインとの出会い、ワインに魅了されたきっかけは?

入社前はワインとの関わりがほとんどなく、自宅で両親が飲んでいる時に自分も少し飲む程度で、品種も地名も何もわからないほどでした。
しかし、VPでのお仕事を通して、ワインとは単なるお酒ではなく、造る人々の歴史、文化、情熱によって、国境をも超えて人々に感動を与えるものであると知り、入社をきっかけにその魅力に気づくことができました。
ワインを通して人々を繋ぐ。そんな立場で働くことができていることにとても感謝しています!