永井 亜沙子

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新規事業部 課⾧ │ 2008年入社

産休育休を経て復帰し活躍している女性リーダー

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今までの経歴と、ヴァンパッシオンに入社した理由を教えてください。

新卒で美容販売機器のメーカーに海外と繋がる部署を希望して入社しましたが、営業部に配属。営業として熱意を持ってご案内すべき「美容」に深く興味を持つことが出来ず、好きなことに繋がる仕事、自分で飲食店を持ちたいという密かな夢を持ち、飲食の道へ。当時働いていた酒屋が経営するバルの先駆けのお店で取引先だった「ヴァンパッシオン」に出会いました。数ある取引先インポーターの中でも断トツで当時の営業担当、取扱いワイン、品質管理等、信頼できる会社でした。
そのヴァンパッシオンが自社でレストランを始める、B2C に関する新規事業をスタートさせるというタイミングで入社し、今日に至ります。

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現在の仕事について教えてください。

和酒、日本ワインのブランドマネージャー、B2C 事業、その他新規事業各種を担当しています。
この 1 年で担当することになった、和酒や日本ワインのお仕事では、日本でもTOP の造り手さんと会い、ご本人から直接、想いや哲学、歴史や地域のこと、未来像を伺う機会を頂いています。今はまだ上司に教えられながらですが、それをどうやって表現したら相手に伝わるか、このお酒で幸せになるべき人(ターゲット)は誰かを必死で考え、ブランドを作っていきます。そしてそれを社内勉強会で、伝道師である営業に伝えるところから始まり、プロ向け・消費者向け試飲会やセミナー、生産者ツアー等を開催して、広げ、浸透させてゆきます。
B2C(消費者のファン作り)の仕事は、試飲会や生産者ディナーの開催、VIP のお客様へのワインの御案内、ご自宅のワイン鑑定、将来的には SNS 等を使ってヴァンパッシオンワインを広めること等々多岐にわたり、取扱い生産者のファンになって頂くこと、その人数を増やしてゆくことをミッションとしています。
一般のお客様に自社ワインについて直接伝えることができる部であり、また、そのファンの数は生産者や取引先レストランの応援団となってゆきますので遣り甲斐を感じています。

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仕事をするうえで一番大切にしていることは何ですか、その理由は?

「全力を尽くすこと」です。
お客様もチームで働くスタッフに対しても相手の立場に立って考え、自分なりに全力を出すようにしています。
結局は相手のために努力したり考えたりすることが、全部今の自分に繋がっているなと、年を取ったからか特に最近よく思います。
後悔しないように、能力や知識が足りてなくても、その時の全力を尽くしきることを重ねてゆけば、「ありがとう」の連鎖が繋がってゆき、良い未来に繋がってゆくのではないかと思っています。

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休職後に復帰して大変だったことはありましたか?

近くでサポートしてくれる存在がいなかったため、仕事と育児の両立は想像を絶する大変さでした。担当も自社レストランの運営に携わることが多かったため、レストランスタッフとのコミュニケーションには特に苦労しました。
今思えば、ヴァンパッシオンが、理念や哲学やスタッフや取扱いワインを含め、全て心から好きだったから、何とか乗り越えて今日までやってこれたのかなと思います。数えきれないほどの失敗も悔しい想いもありましたが、七転八倒しながら、とにかく目の前のことを1つずつ乗り越えられるエネルギーが湧いてきたのは、それがあったからだと今になって思います。

仕事をしていて一番遣り甲斐を感じるときはどんな時ですか?

以前は、お客様に喜んでもらえたときが一番嬉しかったのですが、最近は後輩たちも増えてきて、一緒に仕事しているスタッフが生き生きと楽しそうに仕事をしているときや成⾧したなと思う瞬間がとても誇らしく、嬉しく、遣り甲斐を感じます。
また、一生懸命やっていて、お客様にも仲間にも心が通じ合ったかな?と思う瞬間はやはり嬉しいですね。相手のためにもっと頑張ろうという気持ちが自然に湧いてきます。

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将来の夢、目指していることを教えてください。

年齢、性別にかかわらず、スタッフがそれぞれの個性を光らせながら、ワンチームで前に進み続けている会社。

現在計画している、膨大なヴァンパッシオンの未来を全て実現させたいですね。
壮大過ぎて、当時は実現不可能と思えることも、今現在実現していることが多々ありますから、これからの未来計画も必ず実現するはずと思っています。

例えば、『インポーターズ・スクール』。資格取得のためやスキルのためではない、プロにも消費者にも、テロワールや生産者の哲学を伝え、繋いでゆくということを目的とした、ヴァンパッシオンならではのスクールや『アンテナ SHOP 兼 BAR』の設立もあります。販売目的ではなく、美術館のように、職人たちのワインや日本酒が展示され、販売されている情報発信の場を想定しています。

その他にも、生涯学びの時間を持てる会社にする等々、夢は尽きません。